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Footprints / Wayne Shorter

    今回はWayne Shorterの名曲”Footprints“のアナライズ。
    よく質問されるのが9、10小節目(6/4表記の場合)からのチェンジです。
    マイナーブルースのリハーモナイズの話になるのですが、楽譜によってチェンジが違いますよね。
    例を挙げると
    ・Ab7-G7
    ・D7-Db7
    ・F#m7b5-F7-E7-A7
    実はこれらのチェンジは皆一緒です。
    Ab7-G7を元に細分化しており分析すると…
    img_1188
    このような感じになります。
    D7とDb7は元のチェンジの裏コード。
    F#m7b5-F7-E7-A7-5はF#m7b5はD9と同一コード。F7はD#dim=Adim(Ab7)の代理。E7はG7の代理(Abdim=Fdim)、A7-5はGをルートと考えると9th、#11th、#5、Rootとなり代理コードとなります。
    アドリブをとる時はAb Lydian Dominant、G Alteredと大きくとるのが一番ベーシックな方法です。