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一部抜粋

アヴェイラブル・ノート・スケールとしてモードを覚えていく場合は、ダイアトニックコードのコードトーン(1・3・5・7)に、許容されるテンションノートを加えてスケールを把握していく方法が最も正確です。

コードトーンを軸にテンションを整理していくことで、単なる「音階の丸暗記」ではなく、実際の演奏やアドリブで活用できる形でモードスケールを理解できます。

今回は、メジャー・モードスケール7種類の覚え方について解説します。

まず、ダイアトニックコードを次の4種類に分類します。
M7 / 7 / m7 / m7♭5

各モードスケールは、これらのコードごとに対応するコードトーン(1・3・5・7)に、そのモード固有のテンションノートを加えることで理解するのが最も効率的です。

この方法で整理すると、モードのキャラクターが「コードに対してどのように響くのか」を明確に捉えられ、実践的なスケール運用が身につきます。

ここからは、各ダイアトニックコードに対してどのモードスケールが対応し、どのテンションを含むのかを整理していきます。